見る   自然を肌で感じてみよう。
中之条町文化財指定物件一覧
県指定重要文化財
県1 宗本寺宝篋印塔(県重文)   
勾欄付きの珍しい宝篋印塔が2基あり、康     
永3年(1344)と康永4年記銘の物とがある     
銘文概略は、河戸村山田の住人四郎次郎が     
母の追善供養のために建立したもので、塔     
身には四方仏が刻まれている。
県2 金銅善光寺三尊仏(県重文)    
鋳抜形式・鎌倉時代の作と推定され、善福     
寺開山道覚上人が信州善光寺より奉迎した     
ものと伝えられている。仏像は日本48躰中     
45番の尊像で、中尊は高さ46cm.螺髪で白    
毫はなく衣紋が美しい。脇侍は観音・勢至     
両菩薩とも34cmである。
県3 旧吾妻第三小学校校舎(県重文)
木造寄棟造二階建.面積317.4u。明治15     
年着工.第105学区吾妻第三小学校として    
開校。県下唯一の洋風小学校建築である。     
明治15年の小学校建築心得により、両翼を     
折り曲げ左右対称形である。現在,町歴史     
民俗資料館として活用されている。
県4 絹本著色二十五菩薩来迎図(県重文)
14世紀頃の恵心僧都の作と伝えられ、 開山
真誉上人(応永の頃)以来の寺宝として大切
に保存されている。寸法は,縦138.0cm.横
75.6cm。長雨の時,天気祭りには軸を出し
てお祈りをしたという。
県5 積善館・本館(県重文)
間口11間半.裏行4間.木造二階建て板葺
( )。元禄7年の棟札が以前存在したが現
在未確認。しかし諸点から寛政12年(1800)
以前の建設と推定され、1階を住居・帳場
2階に客室13室をもつ湯治客用に使用した
江戸時代の貴重な湯小屋遺構である。
 
        
(平成8年3月末日現在の指定物件)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 種類  指定年月日  指定物件名		 所在地	
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
  県重  S.32.4.22  宗本寺宝篋印塔(2基)  下沢渡493    
  県重  S.33.3.22  金銅善光寺三尊仏     山田571       
  県重  S.53.10.13  旧吾妻第三小学校校舎  中之条町947-1 
  県重  S.56.5. 6  絹本著色         下沢渡 493   
             二十五菩薩来迎図                             
  県重  H.8. 3.29  積善館・本館      四万 4236-1  

(注意)中之条に行ってんべえは,個人で運営されています。公的なものではありません。
produced by Kogure Hiroshi