見る   自然を肌で感じてみよう。
中之条町歴史民俗資料館
中之条町の文化財

中之条町の民具展

    2004.10.1(金)〜11.23(火)

 

〜中之条町歴史民俗資料館 館長 唐澤定市挨拶文〜


中之条町の民具展本館は、平成14年度に展示研修施設の建設、平成15年度に外構工事が完成しました。一新した新館を多くの方に見て頂きたく、前年度に続き、第2回目の収蔵資料展「中之条町の民具」を開催いたします。
開館以来町民の方々をはじめ多くの皆様よりご支援いただき、収蔵資料は3万点を超えました。今年度企画展「中之条町の民具」では、収蔵資料の中から未公開 の民具を中心に発表いたします。民具は、時代を反映する民衆の生活用具です。社会生活の変化とともに急速に姿を消しつつある民具も多く、コンピューター全 盛時代の到来は、さらにこれを加速させております。民具は、役に立たない汚ない昔の道具的な感覚で片隅に追いやられてしまっている現状ですが、ある時代に は生活の必需品であり、それぞれの道具には人々の英知を集めて、くらしと直結しておりました。
今回の展示内容は、生産生業・衣食住・信仰の三つの分野に分けてを展示いたしました。中之条町における「むかしのくらし」の一端を偲ぶことができれば幸いです。
企画展開催にあたり、貴重な民具を御寄贈下さいました方々、展示について御教示・御支援下さいいました皆様に心より感謝申し上げてあいさつといたします。  

 


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