体験に必要な物はすべて,揃えてあります。
・エプロンを着る。
・手をよく洗う。
・そば打ち台につく。そば粉500グラム,熱湯160cc,水120cc,鉢,打ち粉, 打ち棒(めん棒),まな板,こま板,包丁
・ゆでる。大鍋,ザル,たらい,はし
・食べる。木皿,椀,盆,はし,汁,のり,ネギ,ワサビ,お茶
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(1)そば粉500グラムに熱湯約160ccを加え,手早く混ぜる。
軽く握り,指で押せば壊れるくらいのかたまりができればOK。
(コツ)手でもんで,さらさらにします。この作業が一番大切。 熱湯で,そばに含まれている成分が変化し,それが”つなぎ”の役目をします。 この”つなぎ”が上手くできないと,ゆで上げたそばが短く切れてしまいます。 ちょっと熱いかもしれないけど,よーくもんで,全体がさらさらになるようにしよう。 |
(2)さらに,水約120ccを加え,よくこねます。よく練ることが大切。
固さは,耳たぶの硬さになるように。
(コツ)よく練れば練るほど,きめの細かいそばができます。頑張ってよく練ってね。 また,ベトベトに手にそば粉が付いたら,打ち粉を手にまぶして,こすろう。 こびりついたそば粉が上手く落ちるはずだ。 |
(3)打ち台に打ち粉を振り,手で押しのばす。
(コツ)打ち粉をたくさんしておくこと。 少ないと,打ち台に軟らかくて湿ったそばがくっついてしまう。 のばすときは,均等な厚さで,丸くのばそう。 |
(4)打ち粉を使いながら,打ち棒で延ばす。
(コツ)いっぺんに延ばそうとしたり,打ち粉が少ないと,打ち棒にくっついてしまう。 慌てないで,中心から端へ向かって,じっくり延ばそう。切れないようにね。 最初は,そばが厚いので,そばを回しながら延ばすと上手くできる。 だんだんと薄くなってきたら,打ち棒をいろいろな方向に動かしながら延ばそう。 打ち棒は,両手で転がすように使うとイイ。 |
(5)約2mmの厚さになったら,打ち粉をふりながら4つに折り,さらに半分に折る。
(コツ)切る前の最終仕上げだ。たっぷりと打ち粉をしておこう。 打ち粉が少ないと,麺がくっついてしまう。 |
(6)こま板をあてて切っていきます。細く細く切ります。
(コツ)細い麺ほど,美味しいよ。こま板にぴったり包丁を当てて切ろう。 こま板は強く持たないで,切った包丁をそのままこま板の方へ倒し,その力でこま板がずれる。 この微妙なずれを調整しながら,細い麺を切り出そう。 |
(7)切ったそばをほぐして,1分くらいゆでる。
(コツ)たっぷりのお湯でゆでる。麺がそろっていて細ければ1分でゆで上がる。 時間になったら,ゆで具合を食べて確認しよう。 慣れないうちは,麺が太くなってしまうので,少し余計にゆでないといけない。 |
(8)引き上げたそばを冷水でよく洗い,器に盛りつけて食べる。
(コツ)よく洗って,ぬめりを取ろう。おいしいそばができ上がり。のびないうちに召し上がれ。 |