実験期間:2000年11月〜2002年6月(終了しました)、施設は撤去されました。 ●実証実験の目的 実証実験では、紫外線消毒装置を使用して長期運転した場合、消毒性能はどのように維持できるか、紫外線ランプの汚れ等によりどの程度メンテナンスを必要とするか等を調査する。 ●紫外線消毒法の利点 (1)光を利用した消毒のため、放流水中に残留せず、放流先の生態系に影響を与えない。 (2)水に化学薬品等を添加しないため、水質に変化を与えない。 (3)短時間(10秒程度)の接触で十分な効果を発揮するので、省スペース。 (4)大腸菌はもちろん、ウィルスの不活化にも効果を発揮する。 (5)設備がシンプル構造のため、維持管理が容易。 紫外線は、化学薬品を添加する塩素消毒等と異なり、水中に残留しないのでトリハロメタンなどの有害化合物を副生成しない。現在放流先の生態系にやさしい代替消毒法として採用されている消毒技術である。 低圧水銀ランプを使用した実験機の紫外線消毒装置「アクアレイ水平型」は、アメリカをはじめとする世界各国で優れた実績を有する装置であり、最大処理水量約15,000m3/日までの排水を、低コストで消毒できるように作られたシステムです。アクアレイ水平型は運転制御が容易であり、最小限の維持管理で運転を行うことができる。2000年11月より、中之条町青山市城地区農業集落排水センターにおいて、装置の運転データ収集を目的とした実証実験を行っている。 現在は,塩素消毒により行っているが,処理水の一部をUV消毒装置により処理し,消毒ののち塩素混和槽に戻している。
磯村豊水機工 へのリンク (注意)中之条に行ってんべえは,個人で運営されています。公的なものではありません。 produced by Kogure Hiroshi
|