見る   自然を肌で感じてみよう。
中之条町歴史民俗資料館
中之条町の文化財
企画展
県指定文化財 国指定文化財 町指定文化財

  2002.8.1(木)〜11.24(日)


  〜 館長 唐澤定市氏挨拶より抜粋〜


企画展開催にあたって

 次の世代に伝承すべき文化遺産が文化財であり,文化財保護法では(1)有形文化財(構造物・絵画・彫刻・工芸品・書籍・古文書・歴史資料・考古資料など),(2)無形文化財(音楽・園芸・工芸技術など),(3)民族文化財,(4)記念物(史跡・名勝・天然記念物),(5)伝統的建造物郡に分類しております。中之条町の文化財は,国指定重要文化財(2件),重要無形文化財(1件)があり,県指定文化財は重要文化財5件,重要有形民俗文化財1件,天然記念物8件,町指定文化財は重要文化財25件,史跡15件,天然記念物18件,国登録文化財3件の総数78件です。
 中之条町の文化財は,国道353号の四万川に沿って多く分布しており,上州から越後への通路として古い時代から利用されていて,文化遺産が数多く残されたものと考えられます。
 文化財を見ることで,先人たちの努力や地域への貢献の様子,その頃の社会や文化の状況などが理解され,郷土に関する愛情を育てることができます。今回の企画展によって中之条町の文化に対する関心と理解を深めていただけたら幸いと存じます。

 登録文化財(国有形登録文化財)についても,写真の掲載が行われています。
 積善館(四万温泉旅館)の「前新」,「山荘」,「廊下橋」
 「白井屋」(中之条町)
 「町田家住宅」 (中之条町)
 指定文化財と異なり,外観を大きく変えなければ改築が可能で,ゆるやかに守っていく制度で群馬県内で95件登録されている。

 


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