町35 青山の浅間石(町天然)
天明3年(1783)7月8日の浅間山大爆発で
発生の火砕流により運ばれたもので、ガラ
ス質複輝石安山岩質溶岩塊といい、コ−ク
ス状組織,斜長石,紫蘇輝石,普通輝石の
斑晶を含む。鎌原火砕流の本質岩塊とみな
せる。 |
町36 町田家のシイ(町天然)
根本廻り2.4m.目通り2.43m.樹高9m
シイは温暖な気候を好むので、この寒冷地
に育成するのは珍しく、北限ではないかと
言われ貴重である。 |
町37 林昌寺のシダレ桜 (町天然)
根廻り4.7m.目通り3.8m.樹高16m。
寺の名木で、樹勢も旺盛である。平成5年
度腐食部除去等の処置を行なう。 |
町38 お神明さんの桜(町天然)
根廻り6.7m.目通り4.95m.樹高14mも
あり、樹勢も旺盛.桜のとして珍しい巨木
である。 |
町39 大道のシャクナゲ(町天然)
冨澤智恵住宅の裏に6株植えられている。
幹の周囲30cmから61cmもあり、毎年6月
には美しい花を咲かせる。シャクナゲの巨
木は珍しい。 |
町40 囀石のモミ(町天然)
幹の周囲( 3m )7.5m.樹高31m.枝張り
東西15m.南北8m。樹勢は旺盛な巨木で
あるが幹が腐食ウロになっている。かって
はこの木の持ち主を「モミの木大尽」と呼
んでいた近くに巨岩「囀石」がある。 |
町41 貫湯平の五葉松(町天然)
根本廻り3.6m.目通り1.2m樹高15m
枝張り東西15m.南北15m。貫湯平・宮崎
か一族の祀る稲荷神社ご神木である。五葉松
として珍しい巨木である。 |
町43 ながれ山地形(町天然)
約2万〜2万4千年前の浅間山(黒斑火山)
の崩壊なだれで中之条町の地形が形成され
た地質学・歴史学上貴重なものである。
(マルッコ山< >.中之条町役場北< >
の二箇所) |
町42 大岩のヒカリゴケ(町天然)
日本三大不動尊といわれる大岩不動尊境内
の岩陰に自生する苔で、春から初秋にかけ
光線を受けて光る珍しいものである。 |
町44 つづみ石(町天然)
東西7.3m.南北7.5m.高さ3.5m.灰
赤褐色複輝石安山岩質溶岩塊。天明3年の
泥流堆積物と言い伝えられているが、泥流
は,これより低い地形面を形成しており、
泥流流下時にはすでに現在地に存在してい
たものと考えられる |
町45 とうけえ石<頭鶏石>(町天然)
東西6.5m.南北9.5m.高さ5.5m.灰
赤褐色複輝石安山岩質溶岩塊。浅間火山の
応桑堆積物(約2万年前)と思われ、前橋泥
流堆積物と対比される。浅間火山活動史の
猛威の認識であると共に,最大級の記念碑 |
町46 清見寺の境内木(町天然)
浄土宗・清見寺の周りにケヤキ17本.スギ
2本.イチョウ1本.計20本の巨木があ
り県下でもめずらしい。町の歴史を知る貴
重なものである |
町47 澤渡のカシ(町天然)
目通り3.8m.高さ15m.樹勢旺盛。澤渡
の二度の災害(昭和10年の水害.20年の火
災)を免れて残った大木で、温泉背後の三
所様(出羽三山三所権現社)の御神木である。 |
町49 宇妻の糸ヒバ(町天然)
通り2.6m.枝張り10.0m.樹高13m。
屋敷稲荷の御神木として、年始には注連が
飾られ,盆には近所の家々が小枝を貰って
盆棚飾りを作るのが倣いになっている。 |
町50 稲裹神社の境内木 (町天然)
スギ16本.モミ16本.マツ1本。境内木の
森は立派で、目通り3m以上のスギが5本
モミ9本.マツ1本を有し、樹高はほとん
どが40m以上あり林相(森の様子)
も素晴らしい貴重な境内木群である。 |
町56 伊勢宮の境内木(町天然)
伊勢宮は,大字中之条町の鎮守である。町並
みに連なる社叢は神域に相応しい空間・景観
をよく伝えている。指定対象は目通り2m以
上の境内木42本(欅1本,杉39本,桜1本
松1本)であるが,指定対象外の境内木も景
観維持に欠くことができない樹木である。 |
町57 親都神社の境内木(町天然)
親都神社は,古く「吾妻7社明神」の「和利
の宮」祭られていた場所と伝えられていて
その境内木は地域の歴史を今に伝える証とし
て貴重な樹木で,保存木として後世に残すべ
きものである。指定境内木は,杉54本,欅2
本で,社叢北側には県指定天然記念物の大ケ
ヤキがある。 |
町58 赤坂の釜渕(町天然)
赤坂川が急に深くなり4つの「甌穴」が続い
ている。豊富な水が瀧となって右に左に流れ
落ち,両岸からは巨岩が覆うように迫り壮観
で鬼気すら感じられる。古くから名勝として
知られ,遠近の文人墨客の遊んだ記録が今に
残されている。水難者の霊を祀り,周辺の除草・
清掃作業等を行い手入れをしている。 |
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